インターミッション・節約を考える

外食や内食より自炊の方が安上がりなはずだからと、これまできちんと食費を計算していなかったが、今月初めてちゃんと家計簿を付けてみた。


その結果、どうやら月に2人分で30,000円くらいはかかるということがわかった。「きのう何たべた?」で筧史郎が一ヶ月の予算が25,000円と言っていたから、筧ならぬ僕が30,000円かかるのはまあ普通と考えていいのだろうか。30日毎日きっちり作れているわけではないが、一日一人500円というのはあまり安くあがっている感じがしない。朝食は特別作らずに残り物だし、昼食は外食になってしまうことも多いから別会計だ。まあ納豆買ったり、食パンや牛乳買ったり夕食以外のものも買うことを考えれば一日一人500円はそう悪くはないか。一人暮らしならおかず一品少なくてもそんなに気にならないからもっと抑えられるのだろうけど。


これ以上どうやって節約すればいいのかを考えてみる。


まず高いスーパーでは買わないようにする。問題は帰りに時間的余裕がない時に一番寄りやすいのが高いスーパーだというところか。一番安くて品揃えもいいスーパーは一番アクセスが悪い。20分は時間の余裕を見なければならない。余裕のある時に、何日分か安いスーパーでまとめ買いができればいいかもしれない。ただ難しいのは、その場合、何日分かのメニューを決めておかねばならないということだ。その日に食材を見ながらでないと何を作るか決まらないことも多い。人間は料理を作るマシーンではないので、作ろうという気分がのるかのらないかも重要だ。これを無視して機械的にメニューを定めても料理するのが嫌になって続かないと思う。


肉や魚は高い。しかし主菜として外すことのできない食材だ。業務用スーパーとか安売りの時に買いだめして冷凍しておけばいいのだろうか。しかし、解凍もそれなりに手間だし、安いスーパーなら大体いつでも安く買える。「買いだめした割に使わなかった」という罠があるようにも思う(長い目で見れば節約にはなっているわけだが)。




「主婦は3食、昼寝付きでいい身分」というが、食事作って掃除やら洗濯やら家事をやっていれば昼寝する程度の時間しか残らないのではないかと最近思う。『とろける鉄工所』というマンガで主人公の奥さんが自転車を買ったおかげで買い物が15分早く終わって、この15分は好きに使えると喜ぶエピソードがある。これで子どもを保育所にもやらずに子育てまでやっていれば自分の時間なんて大してない。もう少し子どもが大きくなって幼稚園にやるようになったとしても自分の時間なんてそんなにあるだろうか?共働きの家はどうしているんだろうか?共働きの分、外食や内食する余裕はあるのかなあ。洗濯も干す手間をなくすために乾燥機を入れるという手もあるし。