ぶり大根

今日はぶり大根を作った。


昨日の買出しの際、ぶりのアラを見つけ、すかさず購入した。考えてみれば、当たり前と言えば当たり前だが、ぶりのアラとかカマとかはいつでも手に入る食材ではないようだ。ぶりの切り身をセールにした際の副産物なのだろうから、見かけた際はすかさず購入して、ぶり大根を作る日にしようと思う。


常備するよう心がけている生姜を切らせていることに、作りながら気付いた。仕方ないので、チューブのおろし生姜で代用したが、全然風味が足りない。薬味の重要さを思い知った。ひげ生姜もいる。


今日は、今週末の研究会報告のレジュメ作りに熱中してしまい、気付いたら買い物に行くにはちょっと遅い時間だった。ぶり大根以外に何が作れるかなあと思案する。かぶが古いので、これはみそ汁にする。青い野菜があった方がぶり大根がおいしそうだと思う。前に茹でて凍らせておいたほうれんそうをおひたしにすればよい。あともう一品くらい欲しい。味の強いものがいいなあと、レンジレシピの本に載っていたこんにゃくをピリ辛に炒めるやつを思い出した。


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ほうれんそうは解凍して、薄口しょうゆをかけ、実家から送られてきたチューブ入りの練りごまで和えた。この練りごまが、洗顔料みたいなチューブに入っているのでバカにしていたが、風味が強くてねっとりしておいしかった。


かぶはもうみそ汁にしかならんだろうというくらいに柔らかくなっていた(痛んどった)。痛むの早くないか?……まあ、風邪で寝込んで料理できなくなる前に買ったやつだから、そんなに新しくもなかったのか。柔らかくて新鮮なのがおいしいかぶは柔らかくて新鮮なまま食べてしまいたいものだ。一つの食材を何日かかけて、主菜に副菜に活かしていく方法を意識的に摸索するべきではないか。


こんにゃくのピリ辛炒めは今ひとつだった。期待していたほど辛みが出ない。もっとこんにゃくを小さく千切ればよいのだろうか。確かに、こんにゃくに絡んだ豆板醤は辛いのだが、こんにゃくそのものはもったりした味で、ぶり大根の付け合わせとしては難があった。どうもこんにゃくはあまり得意ではない。というか、電子レンジレシピの本の料理は作ってみると何か騙されたような気持ちになるものが多い気がする。