チョイノリ貧乏

久しぶりの内燃機関ノートだ。

  • さよならの準備とか言っていたが

前回、「さよならの準備」とか書いたが、こないだ自賠責が切れたので、3年分更新してきた。まあ、自賠責は別のバイクに移すこともできるし、2年乗ったら、1年分を2回払うよりは安いので、1年1ヶ月以上乗れば損はしない(と考えることにした)。


アクセルを開いてキックすればエンジンもかかるし、最後の日までつきあおうと思う。目下の悩みはそろそろ12ヶ月点検に出そうと思うが、エンジンの抵抗を直せるものなら直してもらうかどうかだ。エンジンをいじると工賃がめちゃくちゃ高いからなあ。

  • また球が切れた

昨夜、バイクで出かけたら、途中でフロントライトの電球が切れていることに気付いた。よく切れるので、普段から気をつけてみるようにしているのに、夜中の走行中にまで気付かなかったのが悔しい。前に交換したのが6月22日だったので、2ヶ月半で切れたということになる。早すぎる!


球切れに気付くのはやはり夜が多い。夜に気付いて困るのが、夜中にはバイク屋が開いていないということだ。また、夜道をライトなしで走るのは怖い。警察に止められることだってあるだろう。


自分で交換出来るようになればいいのだが、以前試みた時にはカバーがうまく外れなかったので断念した。しかし、こう頻繁に切れるとあっては、カバーの外し方がわからないなんてことは言っていられない。自分で交換出来るようになって、替えの電球をバスケットに常備しておくべきだ。


とりあえず今回はバイク屋で交換してもらった。作業中、じっとやり方を見ていた。店の人がやっても手こずる場合がある。もうこの際、ちょっとくらいカバーが割れてもいいから、いろいろ試してみようと思う。


家に帰ってから、駐輪場で試しにカバーを外してみた。まず、キーの部分についている小さなカバーを外す。これは指でつまんで右にくるっと回して引けば外れる。次に、カバー上部2箇所を固定しているネジをドライバーで外す。問題はここからだ。


まず、カバーの左側上部を浮かせる。そのまま左半分は簡単に外せる。しかし、右側がなかなか外れない。特に、右側上部が外れない。見ると、左側と違って、ツメがしっかりはまっている。右側でも下部や、真ん中は持ち上げると外れる。ひょっとして、右側上部は外さなくても電球交換できるのではないかと気付く。


右側上部を挟んだまま、カバーを開くと、手を突っ込んで電球交換できるだけのスペースができた。電球がはまっているだろう場所から配線が延びていた。電球はどこだ?配線がついている丸いプレートは回転させれば取り外せそうだ。これは電球のカバーになっていて、これを外せば電球が取り外せるのではないか。


ぐいっと押して左に回すとプレートは外れ、電球のお尻らしきものが見えた。あとは電球を引っ張り出せばいいだけだろう。ほっとした。一旦電球を取り出してみる。奥に入り込んでいて取り出しにくかったが、指で引っ張り出すことができた。何も複雑な作業は必要ない。これなら自分でもできる。電球代が300円に対し、工賃は500円だから、かなりの節約になるだろう(ただし、個別に電球を買うともっと高いだろうから、お金の問題ではないかもしれない)。


電球を戻してプレートをつけ直す。カバーをはめる前に、いったんエンジンをかけて、点灯するかどうか試してみた。ところが、点灯しないので、もう一回プレートを外し、つけ直す。プレートには上下の向きがあるらしい。固定用の3つのツメの間隔が少しずつずれている。今度は点灯した。カバーを戻して作業終了。

  • バイクとのつきあい方

よくネットで言われている「チョイノリは自分でいじれる人でないと向かない」という言葉を思い出す。電球交換など簡単なことだが、5年目に入るまでできるようにならなかった。自分でその場で直せるようにしておかないと不便で仕方ないと思って、電球交換に取り組んだ。「自分でいじれる人でないと向かない」というのは、「この不便さを自分で補えるようになった方がよい」「自分でやれるようにならないと、ストレスを感じるばかりだ」という意味だったのだろうかと思う。


一つ出来るようになると、他の故障も少しずつ直せるようになるんじゃないかという欲が出てくる。ウェイトローラーくらいなら自分で交換できるだろう。この際、オイル交換もまた自分でやるようにしたらどうだろうか。長い目で見ると、自分で修理する姿勢を身につけた方が合理的だ。


このような考えが出てきたのは、保険や維持費だけでなく、修理代も含めて一年位かかるコストが徐々に増え出したこと、そして、放っておくとこれは増え続けるのだと気付いたことが要因なのだと思う。これに加え、それでもチョイノリにできる限り乗っていたいと思うからだ。


新しいバイクを買うお金があれば、そうも思わないのだろうか。59800円のバイクを5年で廃車にして、新しいバイクを買うのは経済的ではないと思う(また、修理代もおそらく車両代と同じくらいかかっている)。新しいバイクを買うとしても、こんどはチョイノリではないだろう。普通のスクーターだと、チョイノリの2倍くらいはする。チョイノリの2倍の価格のスクーターは何年乗れるのだろう?チョイノリの2倍乗れるのだろうか?どちらにせよ、バイク屋にまるまる頼るのではなく、自分のサポートで、一台のバイクにできるだけ長く乗ってやる必要があるのではないか。それがバイクとのつきあい方のように思う。


明日は久しぶりにチェーンを磨いて、油をさしてやろう。今度、フロントライトに加えて、テールランプの予備も買っておこう。

  • はみだしメモ

なんかネットで色々見ていたら、12ヶ月点検は受けなくてもよさそうなことが書いてある。大した点検はされていない様子。6ヶ月点検との違いは何なのだろう。値段は違うのだが。


極端にスピードが出なくなったり、ブレーキの効きが悪くなったりしたら受ければいいのだろうか。あるいは、点検ではなく、そこだけ直してもらうとか。どうせ壊れているなら修理代の他に点検料とられるのも馬鹿馬鹿しい。毎年きっちり受ける必要はないかもしれない。うーん。


6ヶ月点検と12ヶ月点検の違いくらいは今度バイク屋で聞いてみるか。