修理に出す
いきなりスピードが出なくなってから1ヶ月半が経った。
それまで出ていたスピードが出なくなるというのはすごくストレスだ。いつも充電のメモリが一つ減っている携帯電話を持ち歩いているような不満足感を覚える。チョイノリに乗っていて、「今日はエンジンの調子がいいなあ」という充実感も全く味わうことができない。
しかし、こうしたこともチョイノリに乗ることに含まれているものではあるので、我慢して乗っていた。
そうこうしているうちに、30キロ出なくなった。スピードメーターがわずかではあるが30キロを切っている。僕はいろんなところにチョイノリで行くし、もはやチョイノリなしでは日常の活動がとれないような状態だ。
10月末に引っ越したせいで、毎日のチョイノリの走行距離も長くなっている。そんな中、スピードが出ないことがさすがに日常生活に支障を来すようになってしまっていた。
少々遅くなっていても、修理に出してチョイノリに乗れない状態は不便なので、修理に出すにしても時期を見なければならない。来週の月曜か火曜辺りに修理に出そうかと考えていたのだが、そんな悠長なことを言っている場合ではない、このイライラを抱き続ける時間はもう5分でもやめようとチョイノリの車上で思い立ち、その足で修理に出した。それが昨日のことだ。カムを交換するように注文した。
今日の夕方にバイク屋から電話があり、カムだけでなく、プーリーなども消耗しているといい、全部で22500円かかると言う。もともとこのバイク屋の言うことは多少怪しい所があると思っていたので、「20000円くらいでできませんか」と言ってみたら、なんだかんだと理屈をこねたあと、20000円でやれるというのでゴーサインを出した*1。
20000円でも高いが、果たしてその投資でチョイノリは満足のいくような状態になって帰ってくるだろうか。