髪をきる

髪を切った。いつもの平野のとこではなく、近所のところに行った。最近髪は染めなくてもいいんじゃないかと思い出したのでカットだけする。原付に乗るとヘルメットで髪がぺったんこになってしまうのでいっそのことと短くした。
店長のおじさんが切ってくれる。いくつになっても髪を切りに行くとぎくしゃくする。散髪屋は苦手だ。学生で、実は院生で、進学するという話をお決まりのようにする。いやだ。しかし、初対面ではそういう話になる。バイトの話をする。店長も引越しのバイトをしたことがあるそうだ。
「留学生も多いでしょ」ときかれる。留学生のお客さんがいるそうだ。
チョイノリのことをきかれる。よくぞきいてくれた。店長は中免を持っているそうだ。中免難しいですかいや車の免許持ってるならすぐですよという話をする。バイクの話をした時が一番自然に話せた。それは僕が興味を持っている話題だからだろう。バイクはコミュニケーションのメディアになるようである。