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実家でスクーターに乗った。ホンダのLive・Dio・Sというやつだと思う。15万円。
エンジンをかけてとても静かなのが印象的だった。チョイノリがいかに剥き出しかわかった。ちょっと走ったらすぐに40キロ、50キロ出てしまう。チョイノリで40キロ出そうものならエンジンに思いきり悲鳴を上げられる。スピードが出るぶんハンドルがねじれているとすぐにとんでもない方向へ向かう。こわい。それからシートが前傾しているので落ち着かない。
これだと車に遠慮して走る負担も少ない。チョイノリだと信号が変わって加速してもすぐ追いぬかれる。狭い道だと先行するのが申し訳ない。
あと重い。スタンド立てるのが大変。
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地元の道路で初めて『2段階右折』と『2段階右折禁止』の標識を見た。ほとんどの交差点についている。3車線なのだから2段階右折の標識つける必要ないだろうにと思った。田舎で広い道路が少ないからここぞとばかりに標識をつけているのだろうか。それとも山口県に利益誘導してくる人がたくさんいるからだろうか。
左折しかできない車線にとまどう。大阪だと大概直進と左折になっているように思う。
あ、でも今日左折しか出来ない車線があったな。
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天王寺駅からあびこ筋南下してコーナンへ右折するところは2段階右折をする原付のためのポケット(停止場所)がある。そんなものがあるのか。道路というのはいろいろ考えて標識つけたり穴あけたりしているのだなあと思った。それでもきっとどこかで不合理なことをしているに違いない。
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ヘルメットのゴーグルに錆が浮いていた。邪魔だしもう外そう。
スタンドの地面との接触部に錆が浮いていた。哀しい。
スクーターに乗ったりして久しぶりにチョイノリに乗ったせいなのか、チョイノリってこんなもんだっただろうかと疑問に思う。何だかエンジンが弱弱しい音を立てている気がする。4日くらい乗ってなかったからだろうか。それとも何か他の原因、エンジンオイルとかなのだろうか。でもまだ200キロも走ってない。
スクーターに乗ったせいか、地元で友人とドライブに出かけて子供の頃は立ち入れなかった車道という領域ももはや恐れることはないのだと実感したせいか、今日の自分の運転は少し大胆だったと思った。飽くまで比較の問題なのだが、ずっと側道に張りついていた僕が今日は状況に合わせて車線の真中へ出ていた。だいたん。
昨日人生2度目の給油をした。おかしい。もうちょっと行けるはずだ。前回より給油量は少なかった。坂道登ってたからだろうか。