原付で走っているとやたら信号機が多いと思った。それからやたら一方通行が多いと思った。

信号機が多いと感じるのは信号機から信号機までにかかる時間が短いためなのか。それとも自転車に乗っている時は信号くらい無視する場合があるためなのか。あるいは自転車に乗っている時は信号機が全力でこいでいる時のちょうどいい一休みになっているためそれほど忌々しいものに感じられないのか。

こんなに信号機にひっかかると「自転車の方が早いんじゃないか」という気がしてくる。

加えて一方通行が多いのでやはり場合によっては自転車より時間がかかるかもしれない。短い距離だったら、か。

右折の仕方やら一方通行は原付も従わなきゃいけないのかとか曖昧だったことを調べた。小回り右折というのがちょっと怖くてまだ一度もしてません。

初めて給油をした。走行距離37キロ、給油量2,33l、273円。公園通りを東へ、ブックオフへ行こうとして走っていたら途中で失速して止まって、エンジンがかからなくなった。

わき道にそれて近くにあるガソリンスタンドへ向かう。ひょっとして軽くても坂道だから失速したり止まったりするのかと思ってそのわき道でかけてみたらかかった。

ガソリンがないのかなとも思ったからガソリンスタンドへ行ってみたのだ。しかし2,33入ったということは0.67は残ってたということだ。それとも0,67ではちょっとした坂道ではガソリンが流れないのか?

それともエンジンまわしすぎたとか。原因はよくわからないまま。

ガソリン入れた後は問題なかった。

最初の1ヶ月は時速25キロ以下で走ってならし運転をしましょうという説明書の記述にしたがっているけど、公道では時速30キロ出さないといけないはず。

25キロを超えないようにスピードメーターをチラチラ見る。もう少しスピードを出してみたいという欲求に駆られる。メーターは40キロまであるけど40キロ出るんだろうか。

今日は天王寺まで行った。初めて2段階右折をした。小回り右折だと思ったら手前で三車線になっていたりする。

帰り道、あべのベルタ前の道を南へ下った。バスと相性の悪いスピード。停留所で追い越してもそのあと追い越される。停留所ごとに思いきり排気ガスを浴びせ掛けられる。バスの路線はあまり走らない方がいいかも。

ノーヘルでナンバープレートに軍手を被せて隠してあるスクーターが信号無視していった。

それからブックオフまで行った。

夜であるせいなのかそもそも大阪はそんなもんなのか、信号無視していく車やスクーターがごろごろいた。こんな大きい交差点で無視するのかよと驚いた。

何をしているのか知らないが警察官の姿が目に付く。自転車だったから盗難自転車のチェックだろうか。信号が黄色になって危うくそのまま通過しそうなところでブレーキひいて止まった。右手を見ると警察官がいた。長居公園の暗がりの中に隠れるなんてこずるい。

何も考えずに次の免許更新でゴールドカードだと思っていたが原付にのってたら1回や2回つかまるかもしれない。そしたらゴールドカードもくそもない。僕も歩行者のポジションから車道の運転者のポジションへと踏み越えてしまったのだ。原付というものを媒介に道の端っこから真中へ、この移動は原付に乗る限り揺るぎ無いのだ、すげえ。なんかうまく書けない。あー、こういうの身体性がどうとか言ってうまく説明できればいいのに。

◆ カゴ付きの黒いチョイノリを見かけてああ仲間だと思った。

車と同じスピードでとばしていくスクーターは凄いなあと思った。

二輪車楽しい。バイクの免許が欲しくなるかもしれない。