じゃま

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 つまがまた勝手に料理していた。

 もー、このブログではさんざん書いていることだけど、僕はつまに趣味で料理されるのがあまり好きではない。

 別に趣味で料理したって構わないが、邪魔にならないようにして欲しい。今日、夕飯の食材を買って帰ったら、ザルにあけられたコーンと茹でかけのじゃがいもが放置されていた。子どもを迎えに行く時間が来たから中断したんだろう。。

 自炊ははっきり言って面倒くさい。できるだけ時間をかけたくない。その上で毎日違うものが食べられるように考えている。調理の手間も考慮して、何をどういう順番で作り上げていくかも計算に入れている。つまの料理はそういった段取りをぶちこわしにするものだから嫌だ。本当邪魔。邪魔にならないようにやってくれるならいい。せめて事前に知らせて欲しい。そしたら家に着くまでに段取りを組み直す。つまが作ろうとしているものに合わせてメニューも差し替えるし、作業の手順も工夫を考える。

 だから何か作る時は遅い時間でもいいから作る前に教えてくれと頼んだ。メールで構わない。どうせ何時までに教えてくれ、さもなければ作るなと言ってもこの人は作る。一応約束はしたものの「また下らないことにこだわって」みたいな顔をしていたからどうせ守らないと思う。この人は人が料理のために水道を使っている時でもわざわざ割り込んで流し台でうがいしたりする。僕はもう本当に自分が作業している時につまんない理由で邪魔されるが本当に嫌だ。

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……何がそんなに嫌なのか。ちょっと考えよう。

例えば仮説1:僕は今なんであれ研究の時間が取られるのが嫌で嫌でしょうがない。夕方になってぼちぼち作業を中断して夕飯の準備をしなくてはならないという時間帯になるのが苦痛だ。

食事のあと、子どもを風呂に入れて、つまも風呂を終えてあとはつまに子どもを寝かしつけてもらうだけという段階にならなければ自分の時間にならない。だから、つまがいつまでも風呂に入らないとだんだんイライラしてくる。

ちょっと前まで、もう17時以降は研究のことをするのはあきらめて、文献を読むにしてもその時に本当に読みたい本だけ読むようにしようと試みた。仕事は9時から17時の間しかしないとした。これをすると精神衛生上はいくらかよかった。

しかしそれだと雑務に追われて一向に自分の研究のことをする時間まで到達できない。だから、結局イライラする生活に戻ってしまった。

時間の折り合いをつけるしかないんだろうか。多分この仮説で正解だと思う。