焼き鳥

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 つまが焼き鳥が食べたいというので焼き鳥を買った。おいしかった。


 あとは適当に肉じゃがときゅうり。みそ汁がやけにおいしくできた。


 ところで、このブログの読者の方で、うちの夫婦関係を心配して、つまにこのブログを読んでいるか否か確認を取る方がおられますが、やめましょう。あなたの行為は全然心配していることになっていません(笑)!せっかく読んでないつまが積極的に読むようになったらどうしてくれるんですか。それこそ夫婦関係の危機じゃないですか。というより、ストレス解消の場を失ったら僕はどうなるのでしょう。


 ……というのはまあ、冗談として、僕が悪口を書いていることを聞きつけたつまに最近のわりとソフトな部分を見せたら、最初は笑っていましたが、最終的には半切れになっていました。シチューの素使わずに作って凄いって書いたのにね!


 まあ、正味なところ、僕は本人に読まれても構わないと思って書いていますし、ここで書いているようなことは既に面と向かって本人に指摘しているようなことばかりです。しかし、さっぱり本人には通じないので、もし本人がここを読んで改めて客観的に自分の所行をふりかえって何らかの変化につながったらいいじゃないか。


 つまは「自分の恥をかげで人様にさらけ出した」と言って怒るのではないかと懸念されているのかもしれませんが、それを恥だと思うのなら直せと堂々と詰め寄りますから気にしないで下さい。
 また、大体僕はいろいろ書いたものの、すでにあきらめて受け入れています。僕にとって書くということは理解と受容の準備であり、プロセスのようなものだとご理解下されば、むしろ悪口を書くことは健全な関係構築を摸索している証だというわけです。相手の何に腹が立つのか、相手に問題があるのか、自分の捉え方に問題があるのかを考えるのをやめてしまったら、その方が問題ではありませんか。


 あと、本音と事実と向きあわなければ明らかにならないものがあると僕は考えていますので、僕の記述は基本的にさらけだしまくりです。しかし、さらけだした上で必ず振り返って点検するつもりで書いているので、単にストレス解消で書いているわけでもありません。自炊を続けたり、家庭の中で家事を分担したりすることの中で起こりうる一般的な命題を索出することが最大の目的です。


 これについてはいろいろわかっていきたこともありますが、なかなかそのエッセンスをまとめる作業には到りませんね。そんなヒマないね。でもだからこそデータはとれるうちに取っておかないといけないのではないでしょうか。子どもが生まれる時、出産というのは一大イベントであるし、子どもが生まれる時にどのような関係と出来事の中で何が起き、何を感じているかは初めての子どもの出産の時にしか取れないはずだと考えた僕は、「出産の社会学」を将来的にやると決めているわけでもないのに、つまの陣痛が始まってから助産院に行って分娩台にのる直前まで、陣痛に苦しむつまに隠れてこっそりフィールドノートをつけていたような人間ですので、つまもきっとあきらめてくれる理解してくれると思います(わざわざ本人に告げ口しないように)。

 ……でも、「お前ちょっと余計なことに労力を割き過ぎじゃないか」という心配はあちこちでいただいております。母からは手抜き料理のアドバイスとか、自炊補助のための食材や道具がいろいろ送られてきます。


 読まされる人が迷惑なんじゃないかということもあって、この公開の原則自体は何か問題があるかもしれません。しかし、なんか公開しないと書けない気がするのはなんでかなあ。「怠け者の社会学」だって、公開しながらでないと書けないんですよね。誰かに読まれているかもしれないという状況におかれてこそ出てくる記述というのがある気がします。しかし、そういう状況におかれないと書けないのは単に僕が未熟だというだけの話かもしれません。

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