まとめて……

 もう週一でまとめて更新とかにしようか。既にそうなりつつある。

  • 4/9

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 真鯛が安かったので煮た。砂糖味のものばかりになりそうだったので、急遽、茄子をゴマと豆板醤で和えてみたりしたのだがまずかった!

  • 4/10

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 もうなんか適当に野菜炒め。トマト。ブロッコリーはごま油としょうゆとお酢とにんにくで和えてナムル風にしました。つまがこれをすごく美味しいと言っていました。ようはそういう味が好きな人ですよこの人は。

  • 4/12

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 豆腐のみそ汁美味しい。ほうれん草茹ですぎた。多かった。肉じゃがうまかった。塩さばじゃないさば買っちゃったけどおいしかった。


 でも夫婦喧嘩の余韻が残っていたので全然おいしくありませんでしたよ!

  • 4/14

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 秋刀魚の干物はおいしい。豆苗を茹でた。れんこんのきんぴら作りすぎた。夫婦喧嘩がぶりかえしたので全然おいしくありませんでしたよ!

  • 4/16

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 トマトと豚肉と玉ねぎを炒めたやつはつまが作りました。


 ローストビーフは出来合いのものです。豆スープは料理に合わせて作りました。本当はアスパラベーコンがある予定でした。


 いっつもトマト味のものを作るのはやめてくれと意見したらつまが切れだしたのでとってもおいしくなかったです。

  • インターミッション

 毎日料理をするのは大変です。何が大変かといいますと、このブログでは繰り返し言っていることですが、毎日メニューを考えることが大変なのです。特に食欲がない時は食べたいものが全く思いつかず、何を作るか考えることがとてもおっくうです。食欲がないくせに毎日同じようなものは食べたくありません。ただでさえ食欲がないのに、パターン化したものを食べると思うとますます食欲が失せるということもあります。また、家族がいると「毎日同じものは食べたくない」⇒「毎日の食事はバリエーション豊かであるべきだ」という規範を守らねばならないという規範意識も芽生えます。


 この辺が自炊の難しい所だと思います。自分一人であればカップラーメンでもすすっていればいいし、すき家で280円の牛丼を食べてもいいのです。むしろ食べなくたって構わないのです。それに不満を覚えたりしません。しかし、これを他人に任せたら、その料理を選択したのが自分ではないという一点で、とたんに批判したくなるわけです。もっともそんな批判を実際にされたこともなければ、そんな批判をされるようなことをしたこともないわけですが。


 一人暮らしをしていた頃、自分が自炊を思い立った時にまず作るのはカレーでした。そして、じゃがいもとたまねぎが余るので、その次に作るのは肉じゃがでした。いつも自炊はこの2つを作ったところで終わってしまいました。小学生の頃から何かと作らされていたカレーと、カレーで余った材料で作れる肉じゃがの後には自分の中にレパートリーが残っていません。本気で自炊を持続的に行なうためには、その後には自分のレパートリーを増やしていかなければなりません。しかし、この3品目、4品目のレパートリーを増やしていく作業が結構面倒くさいものであることは僕も経験的に知っています。


 しかし、「自炊できるようになるべきではないか」という妙な倫理観に捕われて人はすぐに挫折してはまた懲りずに自炊を志し、また同じパターンをたどるわけです。まずカレーを作ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。まずとにかく「自炊」というステップを踏み出さなければならない。しかし、当人はそのステップにカレーしか得意分野がないとなれば、まず得意なものにすがりついてしまうのは致し方ないことと言えましょう。


 つまも「自炊はできるようになりたい/ならなければならない」という倫理観に捕われており、休みの日のような余裕がある日には自炊に手を出すわけです。そして、やはりまず作るのは作り慣れたトマト料理です。一人暮らしならそれでも構いません。久しぶりに自炊をした自分に酔いながらいつものトマト料理に舌鼓を打つことができるでしょう。しかし、そこに他人が入ってくると話は違うのです。僕はもう「またか!」としか思えません。普段、毎日苦労して少しでもバリエーションを持たせようと苦労している僕には、得意そうに毎回同じような料理を作るつまに腹が立って仕方ありません。もう、アホかと。バカかと。毎週同じもん作んな!


 つまは趣味でやってるのだから、その趣味に快くつきあってあげられない僕の心が狭いのだと最近は思っています。でも文句を言ってしまう心の狭い僕です。

  • もうちょい続ける

 つまは僕のこういう思いは全くわかっていないと思います。


 毎日夕食のバリエーションを確保するのは大変なことですが、しかし、それでも楽しみがあるとすれば自分が作った取り合わせ(メニュー)のバランスが取れていておいしい食事が作れていた時です。外食に比べると自炊は圧倒的においしいと思えます。安く上がるとかそういうことはどうでもいいんです。「これはこんなにおいしいんだ」「この組み合わせは最高だ」ということを発見できることがせめてもの救いです。


 今日のメニューでつまが作ったトマトと豚肉となんか炒めたやつも取り合わせとして致命的に悪いとは思いません。しかし、これだったら僕が用意していたアスパラベーコンの方がおいしかったと思ってしまいます。というのは、つまは基本的に一品しか作らないし、毎回同じようなものを作るので取り合わせということを考えていません。


 僕は「これをメイン(副菜)にするのなら副菜(メイン)はこれがいいな」ということを考えながらその日作るものを絞っていきます。これは毎日自炊をしている人なら普通に考えることだと思います。自分が考えた取り合わせが調和した時の喜びをせめてもの救いとしているのに、そこに他人に土足で踏み込まれたらもう不愉快で不愉快で仕方ないわけです。カレーしか作れないならせめて普通に作れ!なんでトマト入れるねん!なんでごぼう入れるねん!


 しょーもないことですけどね、しょうもないことだけに理解もされないもんなんだなっていうことを知れることは研究者冥利につきますよ。