雨の日の

今日は午後から雨が降った。


昔は雨が降ろうと風が吹こうとチョイノリに乗って出かけたものだが、最近ではさすがに雨のときにチョイノリで出かけるのはしんどいと感じるようになった。これは堕落か、衰退か。


天王寺近鉄2階のミスターミニッツに修理に出していた靴を引き取りに、もちろんチョイノリで行こうと楽しみにしていたのだが、あいにくの雨なのでJRで行くことにした。


雨の日にチョイノリで強行軍ということはしなくなったが、しかし、チョイノリが僕にとって大切な乗り物であることに変わりはない。このあいだは、一本の時計を求めて天王寺→難波→心斎橋→梅田と周り、最後に再び心斎橋に戻ってようやく購入にいたるという力技をかました。


チョイノリがあるからこういうことができる。チョイノリで出かけることの何がいいかというと、どこまでも自分の好きな所に好きなように行けることだ。その気になれば、チョイノリ大阪市の最南端から梅田までだって僕の選択肢をのばしてくれるのだ。


例え(相対的に他のバイクより)遅くとも*1、僕にこの喜びをあたえてくれるのはいつもチョイノリだ。そのことを覚えておいて欲しい(誰にだ)。

*1:おそらく、チョイノリのスピード、チョイノリのリズムで行ける距離とかかる時間が考えさせてくれたり、感じさせてくれることがチョイノリに乗るということのプロパティなのだ。