B建設、C建設のデータも日記形式に手直しして全部使ってやる!…と思って作業を開始したがこれがとんでもないことだとわかる。

単純に分量の問題ではない。
初めから他人に読ませるつもりで書かれた飯場日記と違い、自分で読むためだけに書かれたフィールドノートは単純な手直しでは出せない。B建設のノートはほとんどメモで、背景の説明がない。もしこれを日記形式で出すのなら物凄い書き足しがいる。C建設のノートは元々日記形式で書いているのだが、他人に読ませるつもりで再構成された日記と読ませるつもりがなく書かれた日記とでは全然違う。自分にしかわからない独り言のような記述になってしまっている。こっちもとんでもない書き足しがいる。

どうしたもんだろう。何かテーマを決めてデータからエピソードを拾い出していくのがいいのか。

考えられることとしては、B建設のデータは仕事関係、C建設のデータは人間関係について使うか。実際B建設の時は仕事のことばかり考えていたし、C建設ではその反省から人間関係を重視してノートを取っている。

しかし、エピソードは全体の流れの中に置かれてはじめて意味をもつものだし。うーん。どうしよう。困った。マジ困った。無理かも。